2009年11月中旬お薦め新作(あずささん動画紹介43)


かおす二号PアカバネP
 メイドさんあずちはの破壊力がハンパない一品。曲調に合わせたテンポ良い視点変更と、大胆なのに可愛い色彩構成センスが素晴らしすぎます。いまだ再生数4桁に留まっているのが非常に謎。


藪柑子P
 可愛らしい曲に乗せた高速ダンスシンクロで、ぱたぱたと忙しく働いているメイドあずささんの姿が描かれます。アップでの様々な表情のあずささんがあまりにも愛おしくて死ぬる……。


けまり部P
 あずちはのしっとりと泣かせる歌声を存分に堪能できる名作。ライブの臨場感を見事に再現しきった映像演出・音響演出がとてもGJ!です。


猫ジーナP
 “安心のひどさ”タグに全力で納得。巧すぎる歌詞改変&投稿者コメに思わず噴いてしまったので、これは紹介せざるを得ない(笑


佐野倉P
 ダンス振り付けよりも寧ろ、スピーディーなカメラ移動・カメラ切替を主として曲にシンクロさせるという珍しい手法による作品。何とも言えないこの気持ち良さは癖になります。

2009年11月上旬お薦め新作(あずささん動画紹介42)

 今回の記事から、再生数縛りによる紹介基準(埋もれ作品優先)を無くしてみました。定番的な作品は視聴済みの方が大半だと思いますが、あずささん関連作を時系列に沿って振り返ることができるようにという意図があります。



ナファランP
 大胆な構図・カットイン、さらにカット割りの妙で cool に魅せてくれる作品です。この格好良さには惚れざるを得ない。


ドリ音P
 現時点での人力ボーカロイド系の頂点とも言える超絶作。特にサビ部分のあずささんの歌声は、もはや不自然な位に自然です。必聴!


たまてぃP
 こっぺPによる名作へのリスペクト作品。しなやかで強くそして前向きなあずささんの美しさを改めて認識させて貰いました。これは埋もれ過ぎでしょう。


ウィンウィンP
 この衣装にこのカメラワークの組み合わせは、なんかもう卑怯にも程があるんじゃないかと思う訳ですが。……それにしてもタグの“スタイリッシュ痴女”て(笑

3A07~音響演出の凄味 その2(あずささん動画紹介41)


七夕P・セバスチャンP・RAP

 前回の記事に続いて、この作品の音響演出の素晴らしさについてざっくりと語ってみます。ネタバレが多数ありますので、くれぐれも作品未見の方は読まないで下さい。──ではさっそく後半、いってみましょう。












3A07 13:37

 過去に何気なく提示されていたヒントがフラッシュバック。そしてついにトランプのメッセージに気付き、駆け出して行くあずささん。今再びPの想いに触れ、彼とまた向き合えることへの高揚感が溢れ出すシーンです。
 実はここに当てられているのは病院のシーンと同じメロディによるサビだったりします。前回は“負”の感情を描写するシーンに“正”の感情を唄ったメロディをぶつけることでその逆相によって視聴者の心を揺さぶったのが、ここでは全く対照的に正+正の組み合わせ。──これによって、マイナス位置に抑えつけられていた視聴者の心情が一気にプラスへと跳ね上がります。……これもまた意図的なものなのか……それとも神の御業なのか。


3A07 14:04

 二人の記憶・想い出が詰まった部屋で、再びPと出逢うあずささん。このドラマチックなシーンに、計ったようにドラマチックなピアノの裏メロ部分が。これは、いやがうえにも気持ちが昂らざるを得ません。


3A07 14:26

 そして、強烈なカタルシスを味わわせてくれるこの謎解きシーン。ゆっくりと昇っていくピアノメロに合わせて、1枚ずつ置かれていくトランプのメッセージと、それと共に咲きほころんでいくあずささんの笑顔。
──これぞ正しく奇跡のシンクロ。


3A07 14:30

 お互いの気持ちを確かめ合い、幸せそうに微笑むあずささん。ここで更に畳み掛けるように第2のサビがきます。サビの最初の1拍目で光の輪が現れ、続く2拍目でふわりとウェディングドレス姿に。この絶妙なタイミングの取り方は、もはや神業と呼ぶに相応しい。


3A07 14:33

 第2のサビが進行していく中、唯一残った高い弦音の響きとシンクロして果てしなく一面に広がってゆく向日葵畑。……とにかく巧い。巧すぎます。いったい何処の著名な音響監督さんの仕事ですかこれは。


3A07 14:56

 情感の乗った優しいピアノの演奏と歌声が静かに流れる中、万感の想いを込めてゆっくりと歩み寄る二人。シーン展開と曲調の変化が完璧に同期しています。


3A07 15:29

 ──そして、キスを交わす二人を包み込むように曲のアウトロが流れ、消えてゆきます。6分にも及んだ曲のラストは、超がつく程に王道なBGMタイミング演出で〆。もはや感動のあまり卒倒してしまいそうな位に素敵なシーンです。


3A07 15:38

 曲が終わり、二人の顔が離れるのと同時に向日葵の間を吹き抜ける風音SEが入ってきます。これにより、あずささんにとって今この瞬間が(虚構でありながらも)確固とした現実感と共に在ることが示されます。


3A07 16:01

 Pとの確かな絆を求めるかのように、自ら最期のキスをするあずささん。一際大きくなる風音SEは、彼の存在を強く・確かなものとして実感したあずささんの心情を表しているのだと思います。


3A07 16:15

 彼岸に残るPと別れ、此岸へと帰ってゆくあずささん。ここではもう風音SEはありません。既に彼岸を後にしたあずささんには、(Pの存在を暗喩する)その風音は届かないから……。


3A07 18:23

 そして物語は進み、この作品のもう一方の軸となっている「隣に…」のカラオケver.が流れます。この曲の当て込み方がまたも神業の域。まず、律子がPに語りかけるシーンには、前向きな力強さを感じさせる間奏のフレーズを──


3A07 18:38

 ちょこんと座ってその後姿を見つめている亜美真美のシーンには、ピチカートによる可愛らしいフレーズを──


3A07 18:54

 彼女達が見つめるモニタの中でゆったりと舞い歌うあずささんのシーンには、弦楽器による流麗なフレーズを──


3A07 18:56

 更に、各々の想いを抱きつつTV画面を見つめる千早・雪歩・真のシーンには、ピアノも加わったややドラマチックなフレーズを──


3A07 19:18

 そして、これ以上は無いという最高のタイミングであずささんの歌声が入ってきます。ラストコンサートの模様は、DVD映像~当日のリアルタイム映像へ。


3A07 19:59

 「生まれ変わっても 君を見つける」 の歌詞に合わせて、カメラが(Pの想いが込められた)向日葵の髪飾りへと寄って行きます。さり気ない歌詞合わせの演出が泣かせてくれます。


3A07 20:44

 ラストの大サビの前、バックコーラスのみになるところで記憶の中のPの姿がフラッシュバック。これは歌詞合わせの演出であるのと同時に、舞台上でそのコーラスを聴きつつ彼を思い出しているであろうあずささんの心象風景とも重なるのではないでしょうか。


3A07 21:01

 最後の歌声の余韻が尾を引く中、画面が暗転するとそこには、想い出の坂の上で“大切な人への返歌”を捧げ終えたあずささんの姿が。


3A07 21:16

 美しいピアノのアウトロと共にあずささんの“ことば”が、空に向かって──空で見守っている彼の元へと高く高く舞ってゆきます。





 終わりに~作者の方々へのメッセージに代えて

 私の拙い文章で、この作品の音響演出の凄さを果たしてどれだけ伝えられたものか……甚だ疑問ではありますが、まあ溜め込んでいた思いの丈を現時点で書けるだけ書かせて貰ったので、ささあき的には満足しています。もしもこの記事を通じて新たな発見・感動がひとつでも加わったとしたら、作品の一ファンとしてこれに勝る幸せはありません。


届け、届け ── 感謝の ことば

3A07~音響演出の凄味 その1(あずささん動画紹介40)

 このような場末までお越し下さっている方なら当然視聴済みだと思いますが、もしも未見なら、何を差し置いてでも今すぐにでも見ることをお薦めします。……いや違うな。
『人生において損をしたくないと思うなら今すぐ見ろ!』
こう書いておくべきでしょう。この作品と出逢えたこと、恐らく私は生涯忘れません。
 初見の際は絶対にコメント非表示で見て下さい。でないと、たぶん一生後悔しますとまどい~理解へと至る強烈なカタルシスは、泣いても笑っても、初めのたった1度きりしか得られないのですから。

 ──1回目21分45秒の衝撃と、2回目21分45秒の感動が、きっと貴方を待っています。


七夕P・セバスチャンP・RAP

 感想記事はニコマス系のブログで山ほど書かれていると思いますし、凡百の言葉しか操れない身には正直荷が重いです。なので、ここではちょっと方向性を変えて、この作品の音響演出の素晴らしさについてざっくりと語ってみることにします。ネタバレ多数ありますので、作品未見の方は決して読まないで下さい。





 まずは前置きから。

 ささあきはアニメが好きでよく見ているのですが、そんな中で普段から注目しているのが“音の演出”というヤツだったりします。いや、音だから注耳とでも言うべきなのかな。具体的に言うなら、セリフ・BGM・SE──この3つの質とバランスとタイミング、ということ。

 私が常々(勝手に)思っているのが、音響演出のキモは引き算だということです。例えば、何か貴方の印象に残っている名シーンを思い出して下さい。そのシーンではセリフ・BGM・SEのどれかがあえて削られてはいなかったでしょうか? あるいはより極端に、どれか一つだけに絞り込まれ強調されてはいなかったでしょうか? このへん具体例とか並べ始めるときりが無いし本題じゃないし面倒臭い(苦笑)ので書きませんが──そのような“引き算”的な考え方が、重要なシーンを演出するのに有用なのは、たぶん皆さんに納得して頂けるかと。

 そんな視点も交えつつこの作品を見た時、その映像美もさることながら、音響演出のレベルの高さを実感せずにはいられませんでした。ぶっちゃけ、他作品とは一線を画した完成度に仕上がっていると思いました。こりゃあ、ひとつ書かずには居られませんぜダンナ、と思いました。──まあ、そんな訳で(珍しく長文の)この記事に至ったと。

 あ、一応念の為……下記の内容は基本、私の勝手な解釈・思い込みです。特に作者の方々に確認させて貰ったりした訳では全然ないので、過剰には信じないで下さいね(笑)

 それではボチボチ参りましょうか。












3A07 00:27

 冒頭、Pの元へと階段を駆け降りるあずささん。普通の足音ではなく、ちゃんと鉄の階段を踏みしめる足音になってます。映像のクオリティだけに偏らないことによる確かなリアリティがここで生まれています。


3A07 00:35

 舞台裏まで聴こえてくる観衆のざわめき。ただ単調に一様にざわついているのではなく、手間を惜しまずしっかりメリハリがついていることで、アンコールを求め待ちわびる人々の存在感がひしひしと感じられます。


3A07 01:29

 ここで、物語の一方の軸となる「フタリの記憶」が。1回目の視聴時は映像の凄さに気を取られ何気なく聴き流してしまう歌詞の意味が、2回目の視聴では痛いほど胸に刺さります。この作品の根幹を成している1曲です。


3A07 04:07

 とある日の765プロ。のどかな昼下がりのようなゆったりとした旋律のBGM。それが2周目では物悲しい雰囲気を強調する曲へと意味を変えるという、この選曲の妙


3A07 04:29

 この作品の肝がここにあります。一見、皆と能天気に雑談を交わす何気ないPの姿。しかし実は彼は……。全てのセリフが文字表示だけであることを最大限に利用した演出です。もし普通のアニメのようにボイス入りセリフにするなら、恐らく何らかの加工を入れざるを得ないでしょう(微妙にエコー処理とか)。さもないと、Pがそこに実在していないことを表現できません。文字のみだからこそ、視聴者に対する違和感の無いミスリードが可能なのだと思います。
 あと、前置きの所で記したことに通じますが、そもそもセリフの音声が無いことでBGMとSEのみに傾注した印象的な演出が可能となっている点も見逃せません。


3A07 05:01

 律子が本を閉じて椅子から立ち上がるシーン。OP後では、ここで初めてSEが入ります。 律子の動作を印象的にするのと同時に、“要所のみSEを入れているんだな”という印象を視聴者に与えることで、後の騙しの伏線にもなっています。
 訂正追記: このシーンの少し前の“本のページがめくれるSE”がOP後の初SEでした。すみません。


3A07 05:17

 あずささんの椅子を急に回す春香。Pが飛び退く際のSEが入っていないという事実は、前述の伏線が効いて、さほど違和感も無く・気付かれ難くなっています。お見事!


3A07 06:13

 ここでもPの足音SEはありません。律子・小鳥・春香が主体となって認識している状況ですので当然といえば当然ですね。


3A07 06:35

 あずささんの記憶の中に存在しているPとあずささんの会話シーン。街の雑踏SEがしっかり入っているのがGJです。こういう些細にも思える環境音が、視聴者の感情移入度を劇的に高めてくれる訳で。ちなみに、あずささん主観なのでPの足音SEがあります。


3A07 07:50

 あずささんを見送るやよい・伊織・美希。その髪をそっと揺らす風──さりげなく入る風音SEが、どうすることもできない3人の無力感を強調しています。


3A07 08:08

 さらさらと風に揺れる木々の音。映像美をしっかりと支えるとても丁寧な仕事です。


3A07 09:00

 あずささんに対するPの問いかけ。この直後、ほんの少しの間だけSEが無くなります。真摯な表情で佇むPの次の言葉を、まるであずささんの気持ちと視聴者の気持ちとが同調したかのようにじっと待つ……この“間”の取り方が素晴らしい。


3A07 09:29

 綺麗な曲のラストフレーズに重ねて、神々しいまでに美しい夕景のロングショット。


3A07 09:32

 BGMが静かに消えてゆく。それを受けて、あずささんのこの表情とセリフ──脳内ボイス再生余裕です。BGMが終わるタイミングが完璧!


3A07 09:38

 サブタイトルにもなっている曲がここから流れ出します。これは正に、この作品と不可分な奇跡の選曲あずささんとPのロマンチックな語らい~突然倒れるP~病院で悲しみに暮れる一同~トランプのメッセージに気付くあずささん~再びPと出逢うあずささん。実にこれだけのシーンを跨ぐ約6分間を全てこの1曲で通して、しかも破綻するどころか各々の場面にこれ以上無いというタイミングでピッタリはまっています。ありえない。
 ただ唯一、歌いだしがPのセリフと同時タイミングだった為、一瞬ここからPVに移行するのかと思ってしまいました(……私だけ?)。曲の入りをあと数秒下げれば、よりBGMとして認識し易かったかも。


3A07 12:07

 悲しいというよりは綺麗な雰囲気であるこの曲の、一つ目のサビをこのシーンに当ててきます。合わせてボリュームも上げることで、視聴者の感情を激しく揺さぶります。定番ともいえる手法ですが、これは巧い。


3A07 12:44

 悲しみに崩れ落ちる雪歩。ここから一旦、曲のボリュームが下げられています。沈鬱な空気を演出するだけでなく、次の山場シーンへ向けてのクッションになるという重要な意味を持っています。


3A07 12:45

 部屋から出てドアを閉める小鳥さん。曲のボリュームが下がるのと同期して、ここからSEが復活しています。窓の外からの雨音がよりいっそう無常感をかきたてます。


3A07 13:33

 過去の辛い思い出のシーンから現在のあずささんへとオーバーラップ。音楽のボリュームが再び上がって、トランプのメッセージの意味に気付くあずささん~この作品の山場となるシーンへと一気に突入していきます。



 とりあえずはここまでにしておきます。続きの後半についてはまた改めて。

2009年10月下旬お薦め新作(あずささん動画紹介39)


音P
 リズムシンクロをあえて完全に捨てて、曲調と歌詞へのシンクロに傾注した作品。主要コミュ(ネタバレ注意)のシーンを巧みに挟み込んだ構成が、色鮮やかにあずささんの魅力を彩ってくれます。


蒼い子P
 舞い煌く多数の光の粒子をバックに、真美・美希・あずさのアイドル3人がダンス・ダンス・ダンス。いつもながら振り付けの安定感はさすがの一言。


ベンゼン氏
 曲と上手く合った振り付けで、見ていて楽しいダンサブルな一品。小鳥&千早&あずさという組み合わせが何とも残酷…もとい、珍しいですね。 ちゅーるちゅーるちゅるぱやっぱー♪

2009年10月中旬お薦め新作(あずささん動画紹介38)


ジムスキーP
 関西ローカルのCM系小ネタ集な作品。密かに台詞&曲シンクロ率がかなり高くて、とてもいい感じです。あと、全身黄色いあっ!サン(笑)が妙にカワイイ。


青リンP
 まずは選曲GJと言わざるを得ません。スローで上手くタメの効いた振り付けも素敵です。この出来で再生数100以下というのはちょっと埋もれすぎ。


フランP
 メリハリの利いたシャープなダンス構成と、それに合わせて切り替わっていく色調の変化で魅せてくれる作品。これは格好いいなぁ。


kuraP
 アイマス公式の隠れた名曲(ドラマCDのみ収録)に乗せた逸品です。愛しさが滲み出るような優しい振り付けと、サビ部分の美しい青色が素晴らしい。


ぱるぷんてP
 少女時代を振り返りつつ唄う透き通った歌声とセーラー服あずささんがベストマッチ! 美しくも可愛いあずささんに心がギュッと締めつけられます。


武蔵浦和P
 とても気持ちのいいシンクロでポップ&キュートに踊ってくれるあずささんがサイコ~なのです。何ともいえない幸せ感を満喫させてくれる一品。


umahome氏
 「クロスワード」カラオケ+「my song」ボーカルによるマッシュアップ作品。お洒落かつ癒され系な雰囲気に仕上がっていて、とっても“アリ”だと思います。

2009年10月上旬お薦め新作(あずささん動画紹介37)


#0000ffP
 カットごとの絵の配置や構図が曲の雰囲気とも合っていて格好いいです。脱ぎかけの胸元とチラリと覗く舌がなんともエロス。


ひろっちP
 タメの効いたダンス振り付けがお見事&非常にセクシー。それに加えて、歌番組を髣髴とさせるような美麗な映像構成がとても素晴らしいです。


れのP ※ノーマルPV
 もはや十八番ともいえるマニュアル操作によって極限まで練りこまれたカメラワークは流石の一言。思わずリピート視聴させられてしまう、正に逸品です。